2023年バスケットボールのワールドカップが沖縄・フィリピン・インドネシアで開催されます。
単独開催ではないですが国内開催のワールドカップですので普段バスケを見ない方も見るかもしれません。
日本中に知名度があるのはNBAドラフトで指名された八村塁ですが今回は欠場となります。
この記事では日本代表の富樫勇樹と河村勇輝が似てるかどうか比較します。
名前が同じゆうき
まず、ファーストネームが漢字は勇樹と勇輝で異なりますが読みは同じゆうきですね。
富樫と河村は一文字も被っておらず文字数も違うので名前を間違えることはないですね。
ビジュアルが似てるか比較
ビジュアルが似ているという意見があるようなので見た目から比較します。
並べてみるとそこまで似てないですね。
但し、日本代表では同じユニフォームでポジションが同じなので二人の間で選手交代する事が多いです。
バスケをあまり知らない人が試合を見た場合は判別できなくても不思議はないですね。
年齢を比較
富樫勇樹は1993年7月30日生まれ2023年8月現在30歳
河村勇輝は2001年5月2日生まれ2023年8月現在22歳
選手生命の短いスポーツ選手からすると8歳差なので結構離れていますね。
富樫勇樹選手は中堅からベテランに近い領域になってきたかと思います。
河村勇輝選手は実績十分ですがまだ若手選手になります。
ポイントガードは経験値が重要なポジションとなります。
比較的選手生命が長いポジションですので42歳の田臥雄太もまだ現役です。
身長・体重を比較
富樫勇樹は身長167cm、体重65kg、河村勇輝は172cm 72kgとなります。
5cm差があるので遠目に見ると少し差があるかな程度の差でしょうか。
差はかすかに感じる身長差のように感じます。
2人ともスポーツ選手にしてはかなり小柄ですね。
もし、2人が今のテクニックのまま200cm近くある選手だったらNBA入り出来ていると思いますね。
プレースタイルは似ているか比較
プレースタイルについてはまず二人ともポイントガードで同一ポジションです。
ポイントガードの役割
ポイントガードはドリブルでコート上でボール運びをして他の選手にパスをすることで試合を組み立てます。
監督との取り決めてチーム練習で攻め方のサインを決めている場合もあります。
ポイントガードが攻め方を皆に指示だしすることもあります。
コート上の監督のような重要ポジションです。
日本とアメリカのポイントガードの役割の違い
ポイントガードは前述したように他の選手にパスを出す事で攻めを組み立てるのがメインの仕事です。
チャンスがあればまれに自分からゴールにカットインで攻め込みます。
あるいはゴールから離れたところからアウトサイドシュート、特に3ポイントシュートを行います。
シュートとパスの割合が日本とアメリカではだいぶ異なります。
日本では自分でシュートできる場面でも確実性が高い場合は仲間にパスをいれる事が多いです。
アメリカNBAでは自分でシュートできる場面ではパスではなくシュートをしないと選手として認められません。
対して日本では特に学生はポイントガードはパスが出来る事が重視されます。
シュート力はもちろんあった方が良いのですがまずパスのうまさが最重要です。
富樫勇樹と河村勇輝のプレースタイル
日本とアメリカのスタイルの違いを踏まえて富樫勇樹と河村勇輝のプレースタイルはどうでしょうか。
両名ともに従来の日本のポイントガードにしてはパスよりシュート重視派となります。
アウトサイドシュートを得意として積極的にスリーポイントシュートを打つタイプのポイントガードだと言えます。
それでもNBAのポイントガードと比較するとパスが多めにはなるかと思います。
2人のプレースタイルは似ていると言えるでしょう。
経歴は似ているか比較
日本代表のポイントガード2人なので意外性はありませんが経歴は二人とも超絶エリートですね。
富樫勇樹の経歴
富樫勇樹の経歴は輝かしいですね。中3で全国優勝。
特徴は高校からアメリカに行った点にありますね。
大学からアメリカに行く選手は増えていますが高校からアメリカに行きました。
アメリカの大学には行かずにBリーグの前進の一つ日本のbjリーグでプロ入りしてます。
※Bリーグができるまでは日本のリーグは2つのリーグJBLとbjリーグに分裂してました。
- 新潟県新発田市出身
- 新発田市立本丸中学校で3年時に全国大会優勝。
- モントローズ・クリスチャン高校で1年生からシックスマンとしてロスター入り。
- 高校卒業後は大学に進学せずbjリーグの秋田ノーザンハピネッツに入団
- 2012-13シーズンにはbjリーグ新人賞を受賞
- 2014-2015はNBA入りを目指してNBAの下位リーグのテキサス・レジェンズ入団
- 2015以降は千葉ジェッツ入団
- 2019年6月、Bリーグで日本人初となる1億円プレーヤーとなる。
河村 勇輝の経歴
河村勇輝の経歴はものすごいエリートですね。
中学はベスト16までですが高校と大学では何度も優勝してます。
一番の特徴は高校卒業あたりからオフシーズンにBリーグでプロの試合に出ている点ですね。
結局、東海大学を中退して完全Bリーガーになりました。
アメリカNBAのドラフトへのアーリーエントリーみたいですね。
- 山口県柳井市出身
- 柳井中学校では全中ベスト16
- 福岡第一高等学校では全国大会でタイトルを4回
- 何と!高校1年生のウインターカップで先発ポイントガードに抜擢されました。
- 高校2年生のウインターカップでは優勝し、大会ベスト5に選出されております。
- 高校3年次にはインターハイ優勝とウインターカップ連覇を達成。
- 天皇杯で千葉ジェッツの富樫勇樹とマッチアップし、21得点10アシスト6スティールの大活躍をしております。
- 18歳でBリーグ三遠ネオフェニックスと特別指定選手として契約
- 東海大学では1年目からインカレ優勝に貢献。2年目はリーグ優勝。
- 在学しながら横浜ビー・コルセアーズの特別指定選手として入団。
- 大学2年生の3月31日をもって東海大学を中退して、完全プロ選手になります。
似ているのか結論
ポジション、プレースタイルに輝かしい経歴など似ている点は多数あります。
違う点は年齢で日本代表の富樫勇樹の後継者が河村勇輝に今後なっていくのは間違いないでしょう。
スタメン起用がどちらなのか、プレー時間はどちらが多いのかは監督判断や試合ごとに変わってくるかもしれません。
どちらにしろバスケットボールは何度でも交代できるスポーツなので二人で頻繁に交代出場する事になるでしょう。
二人で力を合わせて日本を勝利に導いて欲しいです!
※ワールドカップ ドイツ戦後に追記(2023/08/26)
実際ドイツ戦は40分中、富樫勇樹が19.7分、河村勇輝が18.2分の出場時間となりました。
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